少し時間が経ってしまいましたが、先週の地元須坂新聞(10月17日号)に人本経営で尊敬する大先輩、花仙庵仙仁温泉岩の湯の金井辰巳社長と地元須坂市消防団で分団長として1年間同期でもあった田中敏勝前須坂市消防団長のお二人が掲載されておりましたので、下記にその記事を投稿させて頂きます。
 先ずは、金井さんと田中さんの知事表彰受賞に心からお祝い申し上げます。


(須坂新聞社北澤社長様より投稿のご了承を頂いております。)

 この記事によると金井社長は長年須坂市観光協会の会長として、地元観光業の発展に寄与された功績により表彰となっています。記事にも書かれているイロハモミジは弊社本社のある銀座通りの敷地にも3鉢置いてあり、枝の選定等を金井社長にご教授頂きました。噂によりますと、樹木について 下手な庭師よりもよほどお詳しいとのことです。
 また、金井さんが社長をされている仙仁温泉岩の湯はご存知の方も多いかと思いますが、日本で最も予約の取りにくい宿となっております。これは、社員・スタッフの為に旅館業なのに多くの休館日を設けて社員達に家族との時間やプライベートの時間を充実して貰う事によって(社員の)満足度を上げて、その幸せ感の高い社員・スタッフが宿泊されるお客様の為に各々が自分で考え、推測しながら一歩も二歩もお客様の事情に配慮した(時には踏み込んだ)サービス・ホスピタリティを実践している為です。この為、殆どのお客様がリピーターとなり、次回の予約を取って帰られます。この予約は、お客様の日程でのご予約ではなく、宿の空いている日程にお取りになられる、「宿の日程事情に利用されるお客様が(日程を)合わせる!」というある意味究極の素晴らしい宿なのです。

私も地元民として、何度か利用させて頂きました。秘湯感、プライベート感といったハード的な物もたいへん素晴らしいのですが、それ以上にこちらに気を遣って下さるパーソナルなサービス・ホスピタリティに毎回感動させて頂いております。
 東京での人本経営実践講座で学ばせて頂いている㈱シェアードバリュー・コーポレーションの社会保険労務士小林秀司先生主宰のベンチマーク時に、宿泊されるお客様のパーソナルな情報を一時間半から二時間掛けてスタッフ全員で共有する朝礼に参加させて貰って度肝を抜かされた事を覚えております。
 須坂市が誇る至宝とも呼べる宿であり、企業です!!

 田中敏勝前団長とは、平成18年の1年間、同期の分団長(弊社工場のある地域担当の第八分団長)として、共に活動した仲間になります。田中さんは私より2歳年上であるにも関わらず、早起き野球や分団対抗ソフトボール大会等で対戦した時に年齢を感じさせない若々しいプレーやその足の速さに、素晴らしい運動神経の持ち主だと感心しておりました。そして、責任感の非常に強い方だとも感じておりました。

 記事によると、昨年郷里に甚大な被害をもたらした台風19号災害救助と被災地復興の事が最も記憶に残る事と記述されていますが、北相之島町にボランティアに行った事もある身として現役消防団の方々の無私の活動に本当に頭の下がる思いでした。
 その他に2004、2006年(平成16,18年)の千曲川大増水時の土嚢積み作業の件も記述されておりますが、お互い分団長として任された分担を共に精一杯活動した事が懐かしく思い起こされました。
 田中さん、団本部での12年もの活動、本当にお疲れさまでした。

改めて、表彰されました金井社長と田中さん、誠におめでとうございます。
 
 ご参考までに下記に関連するWEBページを紹介させて頂きます。
  ・【花仙庵仙仁温泉岩の湯】の須坂市観光協会紹介WEB ページ 
           (HPはお持ちではありません)
   https://www.suzaka-kankokyokai.jp/contents/stay/46.html
  ・田中さんが須坂市消防団長として陣頭指揮した台風19号災害の
   人命救助等に対する総理大臣表彰のWEB ページ
   https://www.suzaka.ne.jp/news/? subaction=showfull&id=1600466444&archive=&start_from=&ucat=4&