ウェルカムボード (時間の無い中作ってくれた事務の牧さんに感謝!)

 令和4年12月16日(金)、お取引先の北野建設株式会社の建築部2年目の社員さん10名(当初11名の予定でしたがお一人欠席)+引率の先輩社員さん、そこに弊社のメイン金融機関である八十二銀行須坂支店の担当者にお越し頂き、工場見学をして頂きました。
  事前にお伺いしていた見学予定枠が13:15~15:00との事でしたが、弊社の様な大きくもない工場見学など1時間も掛からないと思っておりました。ところが、会社紹介のパワーポイント資料を作り込んでいくと、あれもこれもとなってしまい、まさかまさかの49シートにも! 早口で喋っても40分も掛かる説明資料となってしまいました。それでも、工場見学は20分程度で1時間程度で終わるだろうと踏んでおりました。

パワポ資料表紙

当日は13時前に殆どの方にお集まり頂きました。そこで当初の予定より早く13:05~弊社工場内休憩室(和室)にて説明を開始。自己紹介、会社紹介、会社の施工写真による実績等の紹介を行った後に、自分が社長になった年(7年前)に超繁忙となって社員皆ボロボロになってなんとか乗り切った経験から社員を大切にする人本経営に舵を切った事、そこから永続を目指して社内独自で取り組んでいる事、SDGsの取組状況と弊社と北野建設さんの2030年SDGs目標の確認、健康経営優良法人取得等について非常に早口で説明させて頂きました。
  その時点でもう推定の40分を過ぎており、長野県内No.1の建設企業である北野建設さんに、現場で望む事や長野県内における地域貢献への期待等をお話して、最後に20代前半と若い彼らに僭越ながら社会人として成功する秘訣や心構えをお話して説明会の方は終えました。このとき既に14:00。(!?)

 そこから工場見学に移ったわけですが、日頃仲々説明する機会を持たない社員達ですので、ここぞとばかりに工場内で加工している社員に、手を止めてどのような作業をしているのか見学者みんなに対して説明をして貰いました。普段は工場見学者に見せていない工場2階の合板等の材料保管場所も階段を上がって貰って説明致しました。やはり皆さん建築を知っていらっしゃるので、建具の大手のチリや製品の肌さわりを指で触れて確認したり、説明をしてくれた弊社社員に質問もされておりました。

 一通り工場見学を終えた時に既に15時を回っていて、予定時間をオーバーしてしまった事、15時の休憩時に弊社社員が休憩室で休憩を取れなくなってしまった事を申し訳なく思いました。
 引率された先輩社員の方が弊社の建具製作時に芯材の間に仕込む段ボール紙製の(フェザー)コア材をリアルに見せて、トイレブースのパネルに紙巻き器などの器具や金物を取り付ける際にはパネルの内部にはしっかりした芯材を図面の段階で仕込んで貰うように要請しておかないと(このコアだけでは)直ぐに取れてしまう不具合が起こる事を実地で説明されており、さすが!と感嘆いたしました。結局一通りの見学を終えて工場を出たのが15:10過ぎになってしまい、予定時間をオーバーしてしまった事をその先輩社員の方にお詫び致しました。
それでも、若い社員さん達はそれなりにご満足頂けたようでホッと胸を撫で下ろした次第です。

 終った後に、昨年も弊社に来られて(このときは弊社工事部長が対応しました。)おり、他社さんには行かれないのかと質問したところ、1年目は躯体業者で鉄骨・鉄筋・型枠の各専門工事業者を見学して、2年目に仕上業者という事で弊社に来られているそうです。本当は(見学で回る)仕上業者をもっと増やしたいと述べておられました。

 いずれにせよ、若い内からこのように各専門工事業者を見学して、その製品等が出来上がるプロセスを実地に知っておくことはたいへん有意義な事と感じます。
また、今回時間オーバーしてしまいましたが、私自身も会社としても成長の機会を頂けた事はとても良かったと思っております。

北野建設(株)の2年目の社員の皆さん、弊社にお越し頂き、誠にありがとうございました。そして、各々が木工の知識を一層身に付けられて、益々飛躍され、ご活躍されます事、お祈り致しております。
 (説明会や工場見学の様子を写真に撮り忘れてしまいました・・・(涙) )